06// 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. //08

福島県双葉郡広野町立広野中学校ホームページ

「広野中で学びたい!」を応援します!

校長メッセージ ~保護者のみなさまへ~

 3月11日のあの悪夢のような大震災以来、保護者の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
あの日以来、3ヶ月近くも過ぎたとはいえ、原発事故の収束に向けた作業は一向に進展しないことに、もどかしさを感じるのは私だけではないと思います。
 また、平成23年度の広野中学校の教育活動は行えず、休校状態になり生徒達も県内外に散り散りばらばらになってしまったことにも大きな寂しさを感じます。でも、そう悲観的なことばかり考えても、前には進みません。この時だからこそ、私から保護者の皆様には次のことをお願いしたいと思います。
 一つめは、子どもの前で弱音を吐いたり、落ち込んでいる姿を見せないということです。もし、そんな親の姿を見たとしたら、子どもは、敏感に反応し不安な気持ちを助長させ、前向きな姿勢が萎んでしまいます。裏を返せば、家族のために親の明日に向かって力強く生きていく姿こそが、子どもの気持ちの安定と勇気づけにつながるものです。まさに、昔からよく言われる「親の背中を見て子どもは育つ」ということです。
 二つめは、以前より親子、家族の絆を深めるよう意識して子どもと接してほしいということです。この避難生活の中では、以前の生活が何不自由なく、どんなに恵まれていたかを思い知らされているはずです。ならば、この生活では「我慢すること」、「家族を思いやる気持ち」・・・・・が大切になってきます。このことを意識して、親として子どもに関わってほしいと願っています。子どもにとっても家族のおかれている状況を理解し、自分にできることは何かなどと考えるはずです。
 三つめは、親子、家族の会話をできるだけ交わすことに努めてもらいたいことです。子どもの通っている学校のことや友達のこと、あるテレビ番組の内容であれ、なんでもいいのです。人は会話を交わすこと、あるいは胸につっかえていることを言葉として、はき出すことでストレス発散につながり、心の安定状態を保つものです。このことは、子どもでも同じ事です。そして、機会をとらえて今回の大震災・原発事故に遭遇しての感じたこと、学んだことを子どもの言葉として親として受けとめてほしいのです。子どもにとっては、そのことが「これからの生きる糧」につながるからです。
 
 とは言え、今後の生活、子どもさんの進路など心配なことはたくさん抱えていることをご推察いたします。今、その不安や心配事の解消のために学校として何ができるのかを考えた時、出した答の一つが「広野中学校ホームページ」の開設であります。定期的に内容を更新し、情報提供に努めていきたいと考えております。そして、一日も早く広野中学校が再開し、子ども達や保護者の皆様とお会いできる日を楽しみにしております。  
                           広野町立広野中学校長 吉田 隆見

category: お知らせ

[edit]

trackback: --   本文: --   

page top△